ゴルベーザ四天王 ~the Four Archfiends~
ゾディアークを封じるためにハイデリンにより原初を含め14に分かたれた世界。当初は14の世界は全てがそっくり同じの鏡像世界であったと言われているが、それぞれが長い時を経る中で歴史の「if」を繰り返し、それぞれ違った歴史を辿り、それぞれ違った世界へとなっていった。勇者が闇を倒さんと奮闘したがため光が氾濫し、世界の9割を失った第1世界。ゾディアークの分かたれた力を一つに戻し復活させることを望んだアシエンにより他の世界との統合がなされ消滅した7つの世界。そして、闇の力に呑まれ異形の世界となった第13世界。原初世界と隣り合わせたその第13世界を原初世界ではヴォィドと呼ぶ。
ヴォィドは闇の世界に呑まれ異形の者たちが住まう混沌の世界となった。過ぎた偏りは異形を産む。光の力が生み出す異形の者が「罪喰い」であるように闇の力が生み出す異形の者が「妖異」であると考えられている。罪喰いも妖異もエーテルを喰らうことで生きているのだが、闇の力に覆われたヴォイドには環境エーテルは殆ど残ってはいない。妖異たちが隙あらばエーテル溢れる原初世界に渡ろうとする理由はそれだ。そのため妖異は自分以外の妖異からエーテルを奪い合う事で生きている。
力が統べる弱肉強食の世界では、より力があるものが絶対であり、力あるものに従えば身の安全も確保でき、その上お零れも頂戴できるため食いっぱぐれもない。故に妖異は強い者に従い徒党を組んで行動していることが殆どである。
6000年前、アラグ帝国のメラディシア侵攻時、暗闇の雲の力により際限なく召喚される妖異を封じるために七大天竜が一翼・月竜アジュダヤが吶喊してきたのを捕獲し、月竜アジュダヤの力を手に入れた黒衣の騎士ゴルベーザはその力を分け与える事でヴォイドでも屈指の妖異スカルミリョーネ、バルバリシア、カイナッツォ、ルビカンテをその配下とし、四天王と呼んだ。
ゴルベーザ四天王
https://gyazo.com/248d4b50de856b31a87e9a07106b97ef 土のスカルミリョーネ https://gyazo.com/d7a029f46e306cd84aabccc9c21db1f9 風のバルバリシア https://gyazo.com/b0c1dcd1cd2730d548eae6467046748e 水のカイナッツォ https://gyazo.com/edddfd6b2eac38b1d5c298823aec4f95 火のルビカンテ